新潟市西蒲区の学習塾・個別指導塾　【早稲田育英ゼミナール巻教室】

※この記事は、
「ワセイクにすでに通っている」ご家庭向けです。



お電話やメールなどで特にたくさん頂くご相談が、
「うちの子は塾でしか勉強しないんです」
という主旨のものです。


成績が伸び悩んでいるときに、自宅で一番に上がる話題かと思います。


結論からいえば、どんなに素晴らしい塾に通っても、
プロの家庭教師さんにお願いしたとしても、
日々の学習なくして、成績が伸びることはほぼありません。



塾での声掛けで改善できない場合、状況によっては
保護者様にご協力をお願いしています。


それは、
お子さまが頑張れる環境を作る
ことです。


具体的には、以下の３つをお願いします。


１．毎日の学習開始時間を決める

開始時間だけです。勉強量は問いません。
まったくやらない日があるなら、３０分間でも構いません。
時には部活の疲れもあると思いますが、ご家庭のルールにしてください。
「お休みの日を作る」ことはおすすめしません。
お子様同意のうえ、土日含めて決めてください。


２．家庭学習記録を見て一言

お忙しい中、サインをしてくださっていると思います。
その際、３０秒程度でよいですので、中身を見てあげてください。
家庭学習記録は、お子様の努力したこと、
手を抜いてしまったことが、ぎっしり詰まっています。

「がんばってるね」
「全問わかるにチェックついてないけど大丈夫？」
「今週あまりやってないみないだけどどうしたの？」
等で構いません。


３．厳しくしすぎない・放任しすぎない

一概にいうのも大変失礼な話なのですが、伸び悩む生徒のご家庭は、
お子様への接し方が両極端です。
たいていの場合、保護者様の頭にツノが生えています。
逆に、本人任せが過ぎてしまい、放置に見えてしまうことも、
残念ながら見かけることがあります。

程よい距離感は難しいものと存じていますが、
学習状況の相談をお子様からしてくるような関係を目指してもらえたらと思います。

子どもの生活態度が気になったときには、姿勢をただして向かい合って、
同じ目線で時間の使い方を話し合えば、反抗期の子どもすら耳を傾けます。
一時的にではなく、あきらめずに何度でも話してください。


たったこれだけです。
共通点は、ご両親がお子様に協力することです。
強要ではないのが大切です。


学習習慣は、勉強が身につくかどうかだけでなく、
苦手と向き合える大人に育つかどうか、安くない授業料が無駄にならないかどうか、
いろいろなことに直接つながっています。


私たちも一人ひとりと向き合い、できる限りのことをいたしますので、
二人三脚でお子様の成長を支えられたらと思います。